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「論理的思考力」は絵画で磨く?

   こんにちは。一社)日本アート教育振興会の三尾です。今日は、「論理的思考力」は絵画で磨く?というお話です。論理的思考力というと、、、「本で学ぶものじゃないの?」「ビジネススクールで学ぶものじゃないの?」「仕事の中で身につけるものじゃないの?」と浮かぶ方が多いのではないでしょうか。そうですね、それも正しい答えの一つだと思います。ただ、、、論理思考をストレートに学ぼうとすると、結構、しんどかったり、嫌だなという感情が出てきたりしませんか?つまり、つまらないな、、、みたいな。論理的思考力を楽しく自然に見つけられる、、、そんなものがあったら嬉しくないですか?そう、、、それがあるんです。それが冒頭でも書きましたが、「絵画」を使う、、、、ということです。こうお話しすると、「えっ!?」と意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。なぜなら、絵画というと、もっと「感性」や「美的感覚」「教養」などを養うものじゃないの、、、と思われる方が多いですから。確かにそれもそうです。でもそれだけじゃないんです。論理的思考力も磨けるんです。しかも楽しく。。。ここ重要ですよね。「楽しく」。もちろん、、、ただ絵画を美術館で見ていても論理的思考力を磨くのはなかなか難しいかなと思います。やはりそれにはそれなりのやり方があります。それは、専門のコーチ、ファシリテーターと言われる人たちにファシリテートしてもらうことによって、論理的思考力が磨かれていくんですね。そうそれが、最近聞かれることも多くなってきたかと思いますが、「対話型絵画鑑賞法」とか、「対話型アート鑑賞法」などといった呼ばれ方をする絵画の鑑賞法です。この「対話型絵画鑑賞法」は、読んで字のごとく、絵画を鑑賞しながら対話をする方法です。実はこの方法、、、1枚の絵画を「10〜15分」もみて、みんなで対話をするんですね。一説には、通常皆さんが美術館で1枚の絵画を見るのは7〜30秒といわれています。でも、この鑑賞法では、10〜15分みるんです。ワイワイ話をしながら。そしてそこには、ファシリテーターとか、コーチと呼ばれる人たちがいて、ファシリテートしてくれるわけです。そうすると、自然に論理思考をする癖がついていき、身についていく、、、というわけです。そして、実は、論理的思考力だけではありません。批判的思考力も磨かれていきます。そう最近よく言われるクリティカルシンキングというやつです。批判的思考力というと、日本語の場合、人を批判したり論破する思考のように聞こえるので誤解を呼ぶ言葉でもありますが、そうではなくて、簡単にいうと「そもそもから考える」といったような思考のことです。例えば、論理思考で、「これはこうだから、この答えが正しい」と導き出したとします。それを、そもそもから検討し直す思考です。そもそも論とでも言えばいいでしょうか。「いやいや、本当にそれが正しいのか?そもそものテーマはこうではなかったのか?」みたいな。クリティカルシンキングの本来的な意味や、具体的な思考法については、ご専門の方の解説にお任せさせていただくとしまして、「対話型絵画鑑賞法」では、そういった批判的思考力(クリティカルシンキング)まで自然に磨けるんですね。しかも楽しく。出ました、「楽しく」。これ重要ですよね。ちなみに、もっというと、観察力、言語化力、コミュニケーション力、自己肯定感、、、といったものまでも磨かれたり、高まったりしていきます。ただ、このやり方というのは、文字にしてお伝えするよりも、体感していただく方がいいと思いますので絵画を見ることで、・論理的思考力(ロジカルシンキング)・批判的思考力(クリティカルシンキング)が本当に鍛えられるの?どいういうこと?体験してみたい!そう思われるようでしたら、是非私たちが開催している体験クラスにどうぞご参加ください。楽しいですよ^^ちなみに、「無料」でご体験いただけます。zoomで開催していますのでご自宅からご参加いただけいます。お気軽にご参加くださいね。1回ご受講されるだけで、ご自身の思考や心の変化にお気づきいただけるかと思います。ぜひ、お楽しみください。クラスでお待ちしています。 ↓ 対話型「絵画」鑑賞を無料で体験できる!詳細ページはこちら  Source link

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ナカミツキ展 LOVE.

LOVE. ナカミツキ EXHIBITION 2022.03.03 – 2022.03.06 11:00~19:00  (最終日17:00 close) SPACE A9 Gallery  (港区赤坂9丁目6-16) 作品申込はこちら →ナカミツキは10代前半の半身麻痺での入院生活をきっかけに”音楽” をモチーフとし、身体性と対話をテーマに既存のルールにとらわれない多様な価値観を持ち、デジタルネイティブとして育った日常的ツール「iPhone」で制作を行っています。 制作工程は、アートをデータ化することでどこにでも出現することができますが、一度作品化された画像は、「iPhone」のデータから即座に削除されるといった、この現代的なスピード感はこれまでにない新しいアートの形を生み出しています。 ナカは自身の感情を一瞬に集中し直感的に描き切りますが、物質的に作品化する事で価値観を鑑賞者と共有しながら対話を形成しています。音楽から表現された瞬間的な彩度と空気感、滑らかかつ力強い線は私たちにパワー、活力、励み、時には癒しを与えてくれます。 今回の展覧会は、コロナ禍での不自由な現代社会と、ナカの10代の半身麻痺の入院生活の身体的不自由であった体験が重なり、誰もが元の生活が送れない日々となった今、彼女の生きがいとなっていた音楽とアートで人々に愛を届ける為、開催の運びとなりました。 ぜひ皆さまに体感頂ければ幸いです。 作家紹介はこちらナカミツキ...

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生き延びる/崩壊する動物たち『秋永邦洋個展「存在/不在」』 : アートの定理

美術館やギャラリーを取材し、写真やレビューを掲載しています。『楽しく生きてますが何か問題でも?』がモットーのフリーランス。 トップページ> 展覧会の主観レビュー> 生き延びる/崩壊する動物たち『秋永邦洋個展「存在/不在」』 2022年08月09日 ↑このページのトップヘ Source link

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